7セグメントLED表示器と操作スイッチを備えた基板3種。
マイクロチップの書き換えで仕様変更可能。
7セグメントLEDの色と初期表示の異なる3種類を作成。
保護回路を追加した外部基板連携を想定しています。
当方,マイナス静電気が発生する環境が多いため,入出力On時にHigh(5V)になるソース型で組み上げています。
この3種類以外にも,主にDMX受信に対して様々な処理を行うものも開発しています。
<DMX10ch2面送信仕様の概要>
・7セグメントLED白。パイロットランプ緑。
・外部スイッチ入力のON,OFFそれぞれ10ch分のDMXデータを送信できます。
・DMXスタートアドレス1~512が設定できます。
・8bit表示版は[000]~[255]でch送信値を表示します。
・100%表示版は[-00]~[-FL]でch送信値を表示します。
・DMX512-A準拠
・BaudRate:250kbps
・Break:111µsec
・Mark After Break:9µs
・Mark Before Break:54µs
・Mark Time Between Slot:0~1µs
・Refresh Rate:43~44Hz
・StartCode:0x00
・最小送信ch:512
・最大送信ch:512
<DMX1ch受信カウンター仕様>
・7セグメントLED青。パイロットランプ緑。
・DMX1chについてON時間を0.01~999.9secまでカウント。
・0.01sec単位でカウントアップ。
・設定chが128以上でスタート,127以下でストップ。
・DMXで電磁弁操作するガスの消費時間計測など。
・DMXスタートコード0x00認識しているため,RDM未対応だが混在可能。
<カウントダウンリミッター仕様>
・7セグメントLED黄。パイロットランプ黄。
・設定時間だけ出力ONするリミッター。
・0.00~9.99secまで設定可能。
・0.01sec単位でカウントダウン。
・上限付モーメンタリ動作,制限時間オルタネイト動作,オフ遅延動作を標準装備。
・基板上[SET]スイッチで強制停止可能。
<基板について>
・基板単体の平均消費電流25mA(DC5V)最大50mA程度。
・IO端子はマイコンに直結しているため,使用には保護回路が必要。
・IO端子合計が200mAを超えないように各15mA以下推奨。
・入出力On時にHigh(5V)になるソース型とLow(0V)になるシンク型に変更可能。
・静電気が多い環境での誤作動防止のため基本的にソース型。
・IO端子にソースとシンクを混在不可。
・基板上スイッチはHigh入力。
・IO端子は一括してプルダウン(ソース型),もしくはプルアップ(シンク型)される。
・基板はんだジャンパーをフリーにすることで,プルアップダウン抵抗を外部に依存可能。
・チャタリング対策はプログラム上で行っており,IO外部スイッチにCRフィルタを設置すると挙動が安定しない。
<7セグメントLEDの点灯電流>
・7セグメントLEDは,シフトレジスタでダイナミック点灯させており消費電流を抑止している。
・7セグメントLEDによる消費電流は,IO端子電流制限(合計200mA)にはほとんど影響しない。
・ダイナミック点灯はチラついて見えたり、高速撮影すると表示桁が少なく見えたりします。
・電源入切時や操作中,一時的に明るさが変化することがありますが異常ではありません。